やあ、こんにちは!
『Cloudy』の物語ページは、だいたい形になった。最後のほうは新しい雲をひねり出すというより、文章を声に出して読んで、「このあたり、思った通りに流れてるかな? 声に出したとき、ちゃんといけるかな? この改行でええかな?」と考える作業やった。次の日にもう一回読んでみて、「いや、やっぱりこっちかも」となる。細かいことやけど、本に印刷されると思うと急に細かくなくなるやつ。
そして今は、いいところまで来た気がしてる。そろそろ野に放つ時期かも?
物語のまわりにある静かなページ
献辞。著作権のページ。中のタイトルページ。著者紹介。読者が数秒でめくるかもしれへんページやけど、絵と文章の集まりが「本」になるためには、めっちゃ大事なページでもある。
どう作るか知りたくて、お気に入りの絵本を何冊か棚から引っぱり出した。今回は、本の最初と最後のページをじっくり見て、ほかの人がどうしてるかを見てみた。著者紹介を読んだり、追加の絵を見たり、本の始まりと終わりでどんな判断をしてるんやろうと考えるのは、前から好きやった。ただ、「自分もこれ全部を作らなあかん」という目線で見たことはなかった。
そこで分かったのは、ルールはある。でも、ほとんどないようなもんでもある、ということ。みんな少しずつ違う。すごくシンプルな本もあるし、最初からめっちゃ盛りだくさんな本もある。『If You Give a Mouse a Cookie』なんか、物語が始まる前からかなり楽しんでるし、僕が持ってる版には後ろにボードゲームまで印刷してある。「そこまでやるんや」とちょっと感心した。
初めての本やから、今回は複雑にしすぎたくはなかった。でも少し遊びたかった。最初と最後には雲のパターン。子どもたちへの献辞。中のタイトルページ。そして最後に短い著者紹介。サンドイッチで言えば、肉とチーズとレタスとトマトのまわりのパンみたいなもんやねん。いや、違うな。表紙というパンに塗るマヨネーズかも。笑。主役ではない。でも、ないとサンドイッチの味がなんか違う。
次は、ちゃんと手で持てる形にする
次の仕事はダミー本を作ること。いきなり立派な見本本を作るわけじゃない。まずはコンビニで印刷して、切って、貼って、たぶん小学生の工作みたいな勢いで一冊にするつもり。
厚くなるかもしれん。ちょっと変な形になるかもしれん。のりで少しカチカチになるかもしれん。でも、それでええ。
タブレットの画面でPDFを見せて「これ見て」と子どもたちに言うんじゃなくて、自分の手で持って読んであげたい。その違いがすべてやと思うし、僕がこれをやってる理由の大きな部分でもある。子どもたちがまた一つ、画面越しに生活する理由を作りたいわけじゃない。世の中にはもう十分ある。ページをめくって、読んで、どこで引っかかるかを見たい。
そのあと、ちゃんとした見本を印刷して、近くの友だちや家族にも読んでもらいたい。
日本版については、出版社への持ち込みやコンテストも調べてる。英語版をKDPでプリント・オン・デマンドにすることも考えてるけど、日本の出版社やコンテストに出すなら、それがどう関わってくるのかもまだ調べ中。別の言語、別のルートではあるけど、応募条件とか、知らんことがまだいっぱいある。初めての本やから、そらそうやな。
日本語版は最初から英語版とは別の原稿として作ってきた。内容は対応してるけど、一対一の置き換えではない。そもそも、そうはならへん。言葉は文化や場所が変わると、ちょっと違う性格になる。ページ上で必要な文字数も違うし、日本語は単語ごとのスペースがないから、子どもが読みやすいように分かち書きも考えないとあかん。献辞も著者紹介も著作権の情報も、日本語の本としてどう見えるかを一つずつ見てるところ。ほとんどは同じでも、細かい違いはある。
まだ事務作業の霧の中にはおる。でも今は、印刷して、折って、貼って、誰かの手に渡せるところまで来た。そこはなかなかええ場所やと思う。
ほな、また!
ボー
🎧 今週のヘビロテ
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